昨日の続きです。
昨日はキャリパーのガタを修理しました。
今日はディスクローターの交換です。
ローターもパットと同様に摩耗して薄くなりますし
ディスクが振れるとアタリが悪くなるので
交換が必要になります。
元のローターですがこちらに注目!!
↓↓
写真で見えにくいと思いますが
【.205】と書いてありますが
これはローターの厚さの限界が0.205インチという事です。
【1インチ=2.54cm】ですので
0.205×2.54=0.5207cm
より薄いと交換時期になります。
計測・・・0.491cm
交換した方が良いですね~
という訳で交換になりました。
それではローターを外して交換します。
ローターはネジの緩み止め剤が塗られていますので
ネジ山が綺麗になりました。
ホイールはタップで綺麗にします。
緩み止めは接着剤的なものなので、外す時に接着剤を
無理やり剥がす感じですので、上に接着剤を塗っても
下に残った接着剤が剥がれていれば意味無いので
しっかりと剥がします。
こちらが新品のローターです。
参考までに厚さは0.602cmです。
それでは付けますが、ネジに緩み止めを
塗って締めていきます。
奥に見えるのが緩み止めです。
トルクレンチを使い期定トルクで締め付けます。
締める時もいろいろあるのですが、画像と僕の語学力
では説明できないので省略します。
それからグリスアップなどを行いパット交換をして
組み上げました。
仕上がりはこんな感じです。
適度な遊びがあって安心のブレーキに仕上がりました。
今回はキャリパーのガタの修理とローターの交換
パット交換でしたが
他にもキャリパー・マスターのオイル漏れ
パット側のピンの摩耗なども
チェックしながら行っています。
キャリパーのガタは無いのはダメですが
問題無い範囲はありますので
何かのタイミングでパットの残量と一緒に
見てもらうと良いと思います。
問題無い範囲はありますので
何かのタイミングでパットの残量と一緒に
見てもらうと良いと思います。
しかし、もともとパット交換の依頼があった車両なのに
パットの写真すらない内容ってどうなんでしょうか・・・