今日はクラック(割れ)のお話です。
上の画像はミッションケースの画像ですが
ケースが欠け、ネジ山もボロボロの状態です。
オーバートルク(締めすぎ)などで起きたのだと思います。これだと使えませんので、ケースを交換となりそうですが
出来るだけ純正を使いたいですし、金額がアレじゃないですか。
という訳で溶接を盛り盛りして直します。
これでネジ山を切り直して完了です。
さすがに純正の質感等を再現できませんが
これでケースを変えることなく組み付け出来ます!
実はここからが本題ですが、オーバーホールの際に
ケース内にクラックが入っている事があります。
この画像の棒で指している所にクラックが入っています。
多分見えないと思いますが、実際に見ても
しっかり見ないと分からない位に分かりにくいです。
すこし位は大丈夫!!な訳は無いので同じ様に修理します。
削って溶接の準備をします。
ちなみに、これはキックの軸が入る部分ですが
ここは数ある要チェックポイントの1つですね。
盛り盛りです。
内部は特に場所やクラックの大きさなどで
修理出来る場合と出来ない場合があります。
無事成形完了です。
後はブッシュを打ちこんでリーマーかけて
組み付けます。
このブッシュを多用しているのも
ハーレーのいい所ですよね。
また機会があればブッシュブログを書こうと思います。
12月16日(土) 忘年会 20:00スタート
ご参加頂ける方はご連絡をお願致します。
年末年始の営業日程
12月30日~1月3日 年末年始休日
ツーリング予定
毎月第2土曜日
1月28日(日) 13:00~14:00
旧車の車両に興味があるけど無理だな~と
思われている方の不安を取り除きたい企画
【キックを体験してみよう 第1回】
ご参加頂ける方はご連絡をお願致します。